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人工生命研究会主催『なめらかな社会とその敵』文庫化記念鼎談

更新日:

2022年12月5日

鈴木健 x 佐山弘樹 x 池上高志トークイベント

来たるべき300年後の社会を実行可能な形で構想した画期的試論『なめらかな社会とその敵』(ちくま学芸文庫)がついに文庫化し発売されました。

本書の中心にある問い「この複雑な世界を複雑なまま生きることはいかにして可能か」をテーマに、著者の鈴木健氏と人工生命研究者・池上高志氏、そして佐山弘樹氏に鼎談いただきます。

開催日時:2022年12月5日(月) 10:00〜12:00
開催場所
:Zoomによるオンライン開催(参加費無料)
開催申し込みこちらのフォームからお申し込みください(300名限定)

鈴木健 すずき・けん

1975年長野県生まれ。1998年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。2009年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は複雑系科学、自然哲学。東京財団仮想制度研究所フェローを経て、現在、東京大学特任研究員、スマートニュース株式会社代表取締役会長兼社長。著訳書に『NAM生成』(共著、太田出版)、『進化経済学のフロンティア』(共著、日本評論社)、『現れる存在』(共訳、ハヤカワ文庫NF)など。

池上高志 いけがみ・たかし

東京大学大学院総合文化研究科・広域科学システム系・教授。理学博士(物理学)。京大基礎物理学研究所、神戸大学自然科学科、などを経て1994年より東京大。複雑系・人工生命をテーマに、生命とは何か?を追求する研究を進める。その一方で、アンドロイドAlterを使ったアート活動(2018年、Scary Beauty, 渋谷慶一郎さんと)も続ける。2018年、ALIFE国際会議を東京で主催。著書に『人間と機械のあいだ』(石黒浩との共著・講談社2016)、『作って動かすALife —実装を通した人工生命モデル理論入門』(共著、オライリー・ジャパン2018)など。 2017年に世界のあらゆるものに生命性をインストールする会社、Alternative Machine 社を設立。

佐山弘樹 さやま・ひろき

1971年生まれ.1994年東京大学情報科学科卒業.1999年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程修了.博士(理学).同年米国 New England Complex Systems Institute ポストドクトラルフェロー.2002年電気通信大学電気通信学部人間コミュニケーション学科講師,2004年同助教授.2006年米国Binghamton University, State University of New York助教授,2012年同准教授,2017年同教授.2014年より2018年まで米国Northeastern University 客員教授.2015年より現在までBinghamton University Center for Collective Dynamics of Complex Systems 所長.2017年早稲田大学商学学術院准教授(兼任,任期付),2018年同教授.2021年より米国University of Vermont Complex Systems Center External Faculty.複雑系全般,特にネットワーク科学,計算社会科学,人工生命・人工化学・人工社会,複雑系教育等に関心を持つ.Complexity (Wiley/Hindawi) チーフエディター,Northeast Journal of Complex Systems (CSS US Northeast Chapter) チーフエディター,Artificial Life (MIT Press) アソシエイトエディター,ほか多数の学術論文誌の編集委員会に参加.国際複雑系学会 (CSS)・国際ネットワーク科学会 (NetSci)・国際人工生命学会 (ISAL)・IEEE人工生命・複雑適応系タスクフォースの各運営委員.

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